ABOUT

「うまい魚をこれからもずっと。」 糸島マスエワイナリを運営する私たち「地魚BANK」は、福岡県糸島市で「志摩の海鮮丼屋」「駅前のバル」「駅前の魚屋さん」という、糸島の地魚を提供する飲食店とテイクアウト専門店を営んでいます。2011年9月の「志摩の海鮮丼屋」開店以来、糸島産の地魚のみしか使わない・絶対に漁師さんに値下げ交渉をしないというモットーを掲げ、糸島の地魚と向き合ってきました。 日本有数の漁獲高を誇る天然真鯛や、冬場の牡蠣をはじめ、季節ごとに行われる様々な漁と魅力溢れる糸島の地魚。一方で、魚価の低迷や資源の枯渇、後継者不足、海洋ゴミ問題など、漁業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。 この10年間だけでも、いくつもの漁が衰退していく様子を目の当たりにしてきました。これは漁師さんだけではなく、消費者である私達にとっても大きな問題ではないでしょうか。 うまい魚をこれからもずっと。その社会の実現のためにできることの第一歩として「地魚BANK」という仕組みをつくりました。 私たちの想い・取り組みに共感してくださる会員様と一緒に新しい地魚サービスを開発し、地魚の消費を促進すると共に、新しい価値を産み出す活動を続けています。 https://www.zizakanabank.com/ そして私たちは、地魚をもっと多くの人に楽しんでもらうために「地魚に合うワイン」をつくりました。 きっかけは、糸島の漁師や漁協・水産加工会社や宿泊事業者等の「じざかなかま」と訪れた2019年のスペイン・バスク視察。港町ゲタリアには、地魚の炭火焼きと地ワインのチャコリを求めて、世界中から多くの観光客が訪れていました。 何より心に残っているのは、出会ったバスクの人達が、郷土の風景や食材、文化を誇りに思っていることでした。 どんなに水産業を盛り上げようと思っていても、私たちは残念ながら漁師ではありません。お店で買える魚の量にも限りがありますし、買い占めてもいけないと思っています。そのようなジレンマの中で、地魚という限られたリソースの価値を高めるためには、地魚そのものだけではなく、それらを楽しむ環境を一緒に育てることも大切だということをバスクから学びました。 糸島の地魚と向き合う中で出会った生産者の想い。その裏側にある物語をワインと共に後世まで伝えたい。そんな経緯で、自分たちのワイナリをつくり、地魚に合うワインをつくり、地魚とともにみなさまにお届けすることになりました。 海のそばのワイナリで、牡蠣殻など海の資源を使ってブドウを育て、海の幸とともに味わう。まさに「海がそだてるワイン」を、多くの方に楽しんでいただければ嬉しく思います。 ワイナリの隣にはブドウ畑を構え、今後は私たちが糸島でつくったブドウを使ったワインの製造にもチャレンジします。また、ワイナリに併設するレストラン・宿泊施設を兼ね備えたオーベルジュもオープンする予定です。 うまい魚をこれからもずっと。これからも糸島の地で、私たちは挑戦を続けます。